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PET (Positron Emission Tomography)

 陽電子放射断層撮影装置という機械を用いて行う検査です。従来の検査では検出不可能だった直径数ミリの小さながんも発見できることがあります。正常組織の3〜8倍のブドウ糖を摂取するがん細胞の性質を利用し、ブドウ糖によく似物質に放射線物質を付着させて体内に入れ、特殊なカメラで撮影します。がんの超早期発見や、転移・進行状態の評価などに威力を発揮する検査ですが、日本でこの検査が行える施設はまだそれほど多くはありません。臨床に使われ始めてまだ間もないこともあり、検査結果の信頼性をあげる努力がなされています。保険が適応できる条件が限られていて、場合によっては高額な検査料金となることがあります。

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声を聴き合う患者たち&ネットワーク「VOL-Net」

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